桜花賞の有力候補誕生/フィリーズレビュー

2017年03月13日(月) 18:00


◆阪神の内回り1400mで通ったコース考えると着差以上の完勝

 阪神JFでソウルスターリングには完敗したものの、阪神1600mを1分34秒5で乗り切っているレーヌミノル(父ダイワメジャー)が断然の人気を集めたこのレース、勝ったのは最後方近くから大外に回ったM.デムーロ騎乗のカラクレナイ(父ローエングリン)だった。

 早めに先頭に立ってインに切れ込んだレーヌミノルとの差は半馬身(0秒1差)だが、阪神の内回り1400mで通ったコース考えると、着差以上の完勝である。

 毎週毎週、日曜日のメインを制しているM. デムーロは、すでにC. ルメール(コンビはソウルスターリング)に代わって、クイーンCを勝ったアドマイヤミヤビ(父ハーツクライ)に騎乗するとされているので、カラクレナイの桜花賞のジョッキーは未定だが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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