オールカマーは傾向がはっきりしているレース

2017年09月22日(金) 18:00


◆2200mという距離もポイント

 今週行われるオールカマーと神戸新聞杯はともに堅い重賞の部類。紛れるとしたら神戸新聞杯のほうは展開的なものだろう。買うことができる馬の絶対数が多いということで、ここではオールカマーのほうを見ていこうと思う。

 オールカマーは前走クラス別成績で見るとGI組>GII組>GIII組という傾向がはっきりしているレース。まずはGI組から検討したい。

 ステファノスは安田記念で7着だったが、久々のマイル戦で流れに乗りそびれた面もあったと思う。着差としては0.3秒で、これは例年のオールカマーだとかなり有力なレベル。今回距離延長なのは良いと思うが、2200mは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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