【皐月賞予想】“特定条件”満たす前哨戦組の軽視は禁物

2024年04月13日(土) 18:00

過去にはダービー馬も…

 近年のビッグレースには間隔を空けたスケジュールの勝ち馬が多い。最近10年の皐月賞では、3月のステップレースを経由した勝ち馬は、ともに人気薄だった2017年のアルアイン(毎日杯1着)と、2018年のエポカドーロ(スプリングS2着)の2頭だけ。3月に出走した2着馬は7頭いるが、それらの大半は春になっての急上昇馬だった。

 2007年から3月下旬の阪神1800mになった毎日杯組は、苦しい日程なのでめったに皐月賞と結びつかない。ただ、「1分46秒5以内」の好時計で勝った馬は、これまで6頭しかいないが、決して軽視してはならない記録がある。()内は3歳時の主な勝ち鞍。・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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