2012年08月07日(火) 18:00
7月11日、大井競馬場で行われたジャパンダートダービーでは、初ダートのトリップに騎乗し、見事2着に導いた小牧騎手。今回は、レースについてはもちろん、そのトリップの今後の可能性や、レース後に開いたという同期会のエピソードなど、久々に訪れた大井の夜を語ってくれました。
■同期は、お互いになにもかもわかってる存在やね ──先月のお話になりますが、ジャパンダートダービーでは、トリップに騎乗されて2着。ユーザーの注目度も高く、質問も多く寄せられています。
小牧 直線の真ん中では勝ったと思った。オーロラビジョンを確認したくらい。でも、アッという間にかわされたね。ハタノヴァンクールは脚が違った。
──「小牧さんにとっても勝利を確信したほどの展開だったかと思うのですが、ああいったパターンで負けると、ショックも大きいのではないですか? 引きずりましたか?」という質問がきていますが。
小牧 いや、全然引きずらないよ(笑)。「惜しかったなぁ。やっぱりGIを勝つのは難しいなぁ」とは思ったけどね。
ダートでの手応えを感じた
小牧 うん、追い切りで2回跨いだんですけど、力があるのはわかったし、ダートも合いそうな感じだったんでね。
──ダート適性というのは、調教である程度はわかるものなんですか?
小牧 いや、本当のところは・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。