同期Vに、そして今週

2014年07月11日(金) 12:00


メイショウナルトの気難しさ

 夏競馬、いいですね〜。

 先週は2年振りの福島を楽しんできましたぁ。

 毎年通っていた福島ですが、何年前ぐらいからでしょうか? 一軒お気に入りのシャモのお店を発見し、福島へ足を運んだ際は必ずそのお店に行くように…。
 昨年は産休でいけずでしたので先週の土曜日は東京でBS11の中継を終えてから、すぐさま福島入りをして足を運びました。
 すると、お店のコースターが福島競馬開催PR用に作られたもので、益々親近感。
「あれ? このコースターは?」と伺うと、今開催は週替わりで地元物産店が内馬場で行なわれるとのことで、その開幕週の2日間お店を出されることになったと。
 こういった地元との一体感はローカルの夏競馬ならでは。いいですね〜。

 さて話は変わり、先週のCBC賞は我が同期での重賞制覇。いち早く調教師となった高橋亮君は学校時代から1番競馬に詳しく、血統好き。どんな時でも携帯用のラジオ片手に土曜日を過ごしていたのが懐かしく思えます。
 また続く最終でも同期での勝利と、美しいと思えました。
 それにしても我が12期生の男性陣の活躍とガンバリは凄いなぁ〜といつも感化されてばかり。頭が下がりますし、よく周囲から「花の」とつけられますが、昔から私だけは枯れまくりな気がして…かなり恥ずかしくなります。余談ですが、おまけに翌日のスポーツ紙には関西の12期生で撮った、若かりし頃の写真が掲載され、Wで恥ずかしくなりました…。

 一方、福島のラジオNIKKEI賞はウインマーレライが勝利。前走の青葉賞からコンビを組んだ松岡騎手、素晴しかったですね。
 初コンビとなった青葉賞も折り合いをつけての見せ場タップリの内容でしたが、今回は小回りの福島らしい好位のインで我慢をしての上手な立ち回り。
 折り合いの難しかったウインマーレライを手の内に入れての勝利、見事でした。

 さて今週はプロキオンSと七夕賞。
 七夕賞ですが栗東組では前走の内容からラブリーデイ。距離短縮はプラス材料ですし、小回りの福島もあいそう。
 しかしながらマイネルラクリマが香港帰りの前走時のケハイから次走がさらによくなると感じましたので本命はマイネルラクリマにしようと現時点では考えています。

 一方、以前から期待をしているメイショウナルトのこの2戦はさっぱりの内容。自分からレースをやめており気の難しさがでてしまっています。それだけに陣営も、「どこをどうしたらいいのか正直分からない。状態に関しては、休み明けの新潟の時からいいのだけど…」と。
 気の問題だけに、走るか走らないか? は分からないところもありますが、直線の短い福島&斤量&距離と条件はピッタリなので、押さえに。
 それでは皆さん、当日は是非とも競馬場もしくはフジテレビ「みんなのKEIBA」でお逢いしましょう。ホソジュンでしたぁ。

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細江純子

愛知県蒲郡市出身。JRA初の女性騎手として96年にデビュー。2000年には日本人女性騎手初の海外勝利を挙げ、01年6月に引退。 現在はホース・コラボレーターとして、フジテレビ系『みんなのKEIBA』などに出演。

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