ワキノブレイブ 北九州記念の穴パターンにハマる/トレセン発秘話

2014年08月22日(金) 18:00


◆ポイントは「1週前の週末」

「かかってこんかい」が決めゼリフ。超強気コメントで業界では有名だった夏村助手(現厩務員)が加藤敬厩舎の番頭をしていたころ、最終追い切りの感触を聞くと「ウチは1週前の週末が最終追い切りみたいなもの。それを見に来た方がええで」とよく言われたものだ。

 当時、加藤敬厩舎は実質的な本追い切りを1週前の週末に済ませ、当週はしまいを伸ばすだけという調整方法を取ることが多かった。「今度見に行きますわ」と返事しながらも、ついに見に行くことはなかったが…。今でもこの調整パターンを取る厩舎はある。

 例えば浅見厩舎。1週前の週末にビッシリ追い切って当週は坂路で4ハロン56〜58秒程度の軽めが定番。北九州記念に出走するスギノエンデバーも例外ではなく、こういう馬は最終追い切りに目を凝らしたところで、あまり意味はない。“視聴率”が低い週末の追い切りにこそ、馬券のヒントが隠れているのだ。

 同じく北九州記念に出走するワキノブレイブは日曜(17日)に坂路で4ハロン52.9-12.4秒の好時計をマーク。清水久調教師いわく・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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