菊花賞は今年こそベタな馬を本命にするか?

2014年10月24日(金) 18:00


◆菊花賞はベタな血統馬券術が面白いほど決まる

「亀ちゃん。今度の本命は○○でしょ?」

 大レースが近づくと、ユーザーの皆様や編集者、スタッフと挨拶代わりに交わす言葉です。

 一番いいのは、皆さんの予想通りの馬を本命にして当たる時。なおかつ配当がそこそこつけば、こんなに幸せなことはありません。

 次に嬉しいのは、皆さんの予想を裏切る馬を本命にして、馬券をビシッと当てる時。翌週のボクの本命を聞くのも、多少は楽しみにしてもらえるでしょう。

 しかし「皆さんの予想外の馬を本命にする」のは危険な手でもあります。ハズした場合、ダメージが大きいのです「亀谷は自分のベタな自分の理論を信じないのか」と失望されるからです。

 この最悪のパターンが、菊花賞ではあまりにも多すぎました。

 04年はダンスインザダーク産駒のデルタブルースが単勝45倍で優勝。09年はダンスインザダーク産駒が1,2着で馬連94倍。そして2012年はダンスインザダークとまったく同じ配合(全弟)のトーセンダンス産駒ユウキソルジャーが7人気3着。

 このように菊花賞は「ダンスインザダーク馬券」のようなベタな血統馬券術が面白いほど決まるレースです。

 けれども・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
ウマい馬券にて『血統ビーム』の予想提供中

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