メイショウマンボ、フーラブライド、ラキシスなどエリザベス女王杯分析

2014年11月12日(水) 18:00


馬券的には非常に面白そうな構成のエリザベス女王杯を中心に注目馬の追い切りを分析

 今週のエリザベス女王杯。想定段階では、魅力的なメンバーではありませんでしたが、いざ、フタをあけてみると、馬券的には非常に面白そうな構成。勢いのある3歳馬に、実績ある古馬がどのような受け方をするのか。個人的には、すんなりと決まるようなレース結果にはならない、どこかに穴馬が潜んでいるという見方をしています。

 また、他の3重賞も目が離せない感じ。特にデイリー杯2歳Sはアッシュゴールドvsナヴィオンという印象ですが、どちらの切れ味が勝るのか。はたまた、私が想定もしていないような馬が勝ってしまうのか。今年から阪神芝1600mで行われる朝日杯FSに向けては、その結果が大きく影響を及ぼすレースになりそうです。

【エリザベス女王杯/メイショウマンボ】

 画像は12日の追い切り直前、馬場入り前の様子。これを見た時に私が少しがっかりした、ということを理解してくださる方は、調教診断のコラムをお読みいただいている方でしょう。そう、乗り手が武幸四郎騎手でなかったのです。

 昨年のエリザベス女王杯は、1週前追い切りをCW、最終追い切りを坂路で行い、どちらも武幸四郎騎手が跨って追い切りという内容でした。今回はCWでの1週前追い切りに武幸四郎騎手が跨ったので、これは復活!? と胸を躍らせていたのですが、う〜ん、どうしても馬の様子を見て、復活とは思えません。最終追い切りの内容は数字通り、素晴らしかったと思うので、馬券圏内から外すことはできないと思いますが・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

関連情報

新着コラム

コラムを探す