総合力で母を上回る/エリザベス女王杯

2014年11月15日(土) 18:00


持続する切れ味をフルに爆発

 G1ホース6頭を筆頭に軽視できない候補が揃っているところへ、この秋のG1はスプリンターズSからここまでの4戦、すべて重賞未勝利馬が勝ち続ける流れも重なり、人気はかなり割れている。人気の分散は、大波乱の可能性は少なくなるが、どの馬から入ってもそれなりの好配当を約束する。中心に据えたい馬を決定できたら、こういう大混戦のなか、もしその馬が馬券圏内に快走してくれたとき、どういう種類でもいい。なんとか的中に結びつけたい。せっかく狙いの馬が快走したのに、その組み合わせはない。それだけはダメ、という後悔のレース後は避けることにしたい。丸外れなら、反省するのみ。後悔はない。

 スローに近い流れが予測される。行く馬は少ない。ならば…という人馬は出現するだろうが、みんなチャンスありと考えているから、飛ばす策は取りにくいだろう。

 4歳の今年は、重馬場の内枠でもまれ、8番人気で9着(0秒6差)に終わった3歳時の昨年より大幅に総合力アップは間違いないディアデラマドレ(父キングカメハメハ)を狙いたい。

 6月のマーメイドSの快勝は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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