サダムイダテンでオッと思ったあなた、あの新馬戦の衝撃がこの馬で再現されるかも/吉田竜作マル秘週報

2014年12月03日(水) 18:00


◆中村調教師「全体の時計は馬場状態にもよるから何とも言えないけどラストがいいよね。これはなかなか出ない」

 某匿名掲示板でよく目にする「ひと言で懐かしがらせてくれ」的なスレッドの数々。中身をじっくり見たことはないが、「ああ、そういえばそんなのいたな、あったな」と感じさせる物や出来事を羅列しているのだろう。ではPOGでこれに当てはまるのは?

 サダムイダテン

 胸を張ってこの馬名を挙げたい。07年の5回京都開催でデビュー。その豪快な勝ちっぷりに「大物誕生」の見出しが紙面に躍ったが結局、この新馬戦が最初で最後の勝ち星に。記者の中では「未完のまま終わってしまった大器」として強く印象に残っている。

 競馬の世界はとにかく移り変わりが早い。多くの競馬ファンにとっては「ああ、そんな馬もいたっけ」って感じだろうか? 一方で記者以上に深く心に刻まれている人間もいる。サダムイダテンを管理していた中村調教師だ。

「いやあ〜新馬を勝った時はどこまで走るのかと思ったくらい。そりゃあ、忘れられないよ。あれがあるから・・・

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