2015年02月25日(水) 18:01
2015年のクラシックシーズンがいよいよ本格化! のちょっぴり前だけれども、だからこそ現時点での力関係を把握するために、行司・丹下庄之助こと丹下日出夫が張り切って3歳馬を番付! 混迷の牡馬路線の主役は? そして牝馬はやっぱりあの馬? クラシック丹下番付、いざ“はっけよ〜い、残った!”
もうすぐ弥生、クラシックの土俵は皐月賞が行われる中山の連続開催へと移る。美浦・栗東トレセンのぶつかり稽古も練度を増してきたが、しかし、今年の牡馬番付は実に難解。朝日杯FS勝ちの2歳チャンプ・ダノンプラチナと、昨年より格上がりのGII・ホープフルSの覇者シャイニングレイを大関に置いたが、横綱に昇進するためには、重賞連覇の実績はもちろん。ひと目見て横綱とわかる、跳びぬけた鮮烈な才能を感じるかとなると、さて……。
ただ、当番付10枚目のティルナノーグは、2歳10月の京都2000mを2分0秒5でレコード勝ち。ミュゼスルタンの新潟2歳Sの走破タイムはレースレコード。大関から前頭10枚目に名を連ねている馬のほとんどが、芝1600〜2000m戦で、例年のクラシックレベルの持ちタイムや、ラスト3Fの上がりに10秒台を内包する加速ラップを保持。混戦だからといって、決してレベルが低いというワケではない。
ならば、番付の順位は、いかにあるべきか。とりあえずは一冠目の皐月賞――2000mという距離と、中山の「坂」をクリアできる実績と可能性の順に、置くのが筋。そしてトライアルである・・・
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