先行力重視の姿勢を貫くべし!/弥生賞

2015年03月04日(水) 18:00


■弥生賞(G2・中山芝2000m)フルゲート18頭/登録11頭

【コース総論】中山芝2000m Aコース使用

・コースの要所!


★3番人気以内馬の複勝回収率89%。信頼度も相応に高く、軽視は禁物。

★少頭数でもあり、枠番による有利・不利はないと考えて問題はない。

★もっとも信頼できるのは先行勢。上級条件でも、先行有利の前提で。


 登録頭数11頭と、少頭数での開催となりそうな弥生賞。それに合わせて、今回は10頭立て〜12頭立てのレースに限定して、馬番別データを集計してみた。その結果、紛れの多い中山芝ながら、枠番による有利・不利はほとんど意識する必要ナシという結論に。一応は馬番9番〜12番がもっとも好成績だが、データの母数が少ないのもあり、これは意識しないほうがベターだと思われる。

 次に脚質だが、こちらは中山らしく「先行有利」との結論に。集計対象を1000万下〜重賞に限定したデータでも、先行勢の連対率の高さは飛び抜けている。脚質について序列をつけるなら「先行>逃げ≧差し>>追込」といったところ。これまでのキャリアで、ある程度の先行力を見せてきた馬のほうが断然、買いやすい。

 ふたケタ人気の超人気薄も平気で突っ込んでくるコースだが、同時に3番人気以内馬の期待値が高いコースでもあるのが、中山芝2000m。登録頭数が11頭となると、さすがに大波乱までは期待薄だろう。もっとも効率がいいのは・・・

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小林誠

競馬業界よろず請負人。1974年三重県生まれ。これまで裏方的な仕事に数多く関わってきたが、さすがに限界を感じて、最近は表舞台への進出を画策中。ライターとして『サラブレ』『UMAJIN』などに寄稿するほか、須田鷹雄監修の『POGの達人』には編集デスクとして参加。2005年に前半3ハロンタイムに特化した予想メソッドを発表し、それを用いた予想をnetkeibaにて公開している。コーヒー党、無類の猫好き。

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