馬連213,370円! テンジンショウグンが演出した大波乱/1998年日経賞

2015年03月23日(月) 12:00

■重賞でのJRA史上最高馬連配当!

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中山2500mという特異なコースを舞台に、衝撃的ともいえる大波乱決着となったのが1998年の日経賞でした。その主役は障害帰りの最低人気馬・テンジンショウグン。単勝オッズは実に355.7倍でした。

穴男・江田照男ですら半信半疑で騎乗したというレースは、ショウナンアクティが逃げ、アワパラゴンが突く出入りの激しい展開。テンジンショウグンは前にいた1番人気・ローゼンカバリーをマークして最後の直線へ。そこで先に抜け出したローゼンカバリーを、テンジンショウグンは並ぶ間もなく差し切るのです。

2着にも7番人気のシグナスヒーローが入線し、馬連は史上最高となる213,370円。多くの観衆が詰めかけた中山競馬場は驚きにつつまれました。低評価を跳ね返し、大波乱の立役者となったテンジンショウグン。まさに一世一代といえる走りでした。

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■出演者

長岡一也

ラジオたんぱアナウンサー時代は、日本ダービーの実況を16年間担当。また、プロ野球実況中継などスポーツアナとして従事。熱狂的な阪神タイガースファンとしても知られる。

■関連情報
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