ちょっとモノが違うブランドベルグ

2015年03月27日(金) 18:00


◆中京から日本ダービーへ

 ほぼ平坦小回りのローカルコースから、本格派コースとして2012年に生まれ変わった中京競馬場。リニューアル当初、同競馬場の関係者がこんなことを言っていたのを思い出す。

「ダービーが行われる東京競馬場にコース形態が近づいたことで、クラシックを目指す馬が中京から羽ばたいてくれることを望んでいるんです」

 その希望は着実にかないつつある。土曜(28日)中京の大寒桜賞(3歳500万下、芝2200メートル)は日本ダービーに向けた“陰の要チェックレース”だ。

 リニューアル元年に新設されたこのレース、勝ち馬のその後の活躍はなかなかのもの。12年のトーセンホマレボシは京都新聞杯を勝ち、ダービーでも3着と底力を見せたし、13年の勝ち馬ラストインパクトは青葉賞3着で惜しくもダービー出走は逃したが、現重賞3勝と活躍中。14年のワールドインパクトは青葉賞2着でダービー出走(10着)を果たした。

 恐らくキュウ舎サイドが新装後の中京コースにダービーにつながる類似性を見いだし、期待馬を送り込んでいるからこその結果なのだろう。

 もちろん今年も・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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