「桜の答えはもう出てる」クイーンズ吉村厩舎の矢野厩務員がズバリ/トレセン発秘話

2015年04月10日(金) 18:00


◆クイーンズリング陣営の手応え

“1か月遅れのJRAデビュー”ウイークに、いきなり鮮烈な重賞V(大阪杯=ラキシス)を飾ったルメール。その勝利を検量室でほほ笑ましく眺めていたM.デムーロは「同じ時期にJRAの騎手となった者として、彼の重賞勝ちはすごくうれしい」と語った。一方、ルメールも騎乗停止期間中は、テレビで競馬を見ながら「デムーロが活躍することがとてもうれしかった」と。ライバルでありながら、ともに異国の地に拠点を置くことを決めた者同士として互いにエールを送る関係にあるのだろう。

 桜花賞はJRA所属の騎手として、2人が初めて相まみえるGI。コンテッサトゥーレに騎乗するルメールはメンバーを見て「強い馬が多く、高いレベルにある」と評し、その中でも手ごわい存在としてルージュバックとともに「とても印象的な勝ち方をしていた」とデムーロが乗るクイーンズリングの名を挙げた。

 外枠で出遅れ、しかも終始外を回りながらも、ラストは抑えるぐらいの手応えでフィニッシュしたフィリーズレビューのレース内容は確かに強かった。デムーロ自身もキュウ舎サイドには「勝てる」と相当な手応えを伝えているのだとか。

 そういえば先日、クイーンズリングを担当する矢野キュウ務員がこんなことを言ってきた・・・

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