2015年06月12日(金) 18:00
◆極端に枠順を意識する必要もない
雨模様の本来の意味はいまにも雨が降り出しそうな様子のことですよね。そこに雨が降っているらしいという使われ方が加わった。 現在では雨が降っている状況を目の当たりにした表現として成立しているように感じます。変化しながら言葉は豊かになっていくのでしょう。 僕は雨催いという文字や響きが好きです。こちらは雨模様と同じ意味ながら変化をせずにいまに至っているのでは。それもまたいいですね。
今年のエプソムCは雨粒の影響を受けることなく施行されそうだ。 タフでまぎれのない舞台設定。秋最初の開催を除けば脚質に囚われずに向き合えるコースだと考えている。 過去10年を振り返ってみても上位を占めている馬の位置取りに偏りはない。 近年は内枠有利の傾向が強いが有力馬が外枠に入れば連対しており極端に枠順を意識する必要もないと思う。
エイシンヒカリを推す。・・・
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藤村和彦
1992年から2010年までスポーツ新聞社で中央競馬を担当。ラジオ関西・競馬ノススメ(毎週土曜16時30分〜17時)にレギュラー出演するなどフリーランスで活動している。
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