2015年06月18日(木) 18:00
◆「芝もダートもこの世代は層が厚いよ」
全休明け(火曜)のトレセン取材は、先週末の“反省会”から始まるのが常だ。今週はエプソムC(14日)で◎を打ったディサイファ(3着)の矢崎高志キュウ務員にまずあいさつ。ペースが落ち着いたことを当方が嘆くと「結果的に外枠もアダになったね。前に壁をつくれない分、無難な競馬をせざるを得なかったから」と矢崎さんも渋い顔。それでも「内容はエイシンヒカリやサトノアラジンにも一歩もヒケを取っていないから。次に期待」とキッパリ。実際、こういう言葉が次の馬券に生きてくるのだ。
一方、土曜(13日)の東京500万下で2着止まりだった3歳馬レレマーマ。こちらは直線のバランスを崩す走りが気になっていたが「馬場入り時の蹄跡を馬が気にして跳び上がってしまった。あの勢いなら差し切れたと(蛯名)マサヨシも悔しがっていた」と国枝栄調教師が解説。降級馬相手も素質は互角以上――。この見立ては間違っていなかったと安心させられた。
一方で「1番人気との組み合わせで馬連が20倍以上ですから。お互い責任は果たせたんじゃないですか」と優しい笑顔を見せたのは、先週末の当欄で推奨したブリリアント(土曜東京500万下・芝2400メートル=2着)の井垣祐太助手。ただ、ハッとさせられたのは、この後に続いた「勝ち馬(ポトマックリバー)も・・・
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