新馬勝ちプロディガルサンの底知れぬ素質/トレセン発秘話

2015年06月25日(木) 18:00


◆次回こそ圧勝してくれるだろう

 先週土曜(20日)の東京競馬場で、朝一番に渡辺薫記者にあいさつするや「おい、コラムで取り上げたプロディガルサンは大丈夫なんだろうな?」とツッコミが入った。

 師匠たる大先輩が当欄に目を通してくれているありがたさを感じつつも「負けようがありませんよ。5馬身は、ちぎるんじゃないですか?」と上から目線で当方は返答した。恐らく、そのバチが当たったのだろう。レース終了後に再び「確かに勝ったが、お前、何馬身って言ってたっけ?」と鋭いツッコミが…。

 今度は「う〜ん、半馬身かな」と口をモゴモゴさせるのが精一杯。何が起こるか読めない新馬戦。さすが馬匠、その奥深さを知っていると最敬礼した次第である。

 ただ、あれがリアルスティールの全弟の本来の姿と認識するファンも少なかろう。スタートから馬は遊びっぱなし。稽古で示す素質の片鱗も、実戦では一度も披露することなくゴールした。いわばポテンシャルの違いだけで押し切ったと言えよう。ディープインパクト同様、金子真人オーナー所有のこちらも、大きな故障がない限り・・・

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東京スポーツ

2010年に創刊50周年を迎えた夕刊紙。競馬確定面「競馬トウスポ」(大阪スポーツは「競馬大スポ」、中京スポーツは「競馬中京スポ」)は便利な抜き取り16ページで、中身は東スポグループだからこその超充実ぶり。開催3場の全36レース(2場開催の場合は全24レース)の馬柱を完全掲載しています。

関東・舘林勲、大阪・松浪大樹の本紙予想のほか、記者による好評コラム(「一撃・山河浩、馬匠・渡辺薫など)、そして井崎脩五郎、爆笑問題の田中裕二、IK血統研など超豪華執筆陣の記事も読みごたえたっぷり。馬券作戦に役立つ情報が満載です。

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