新勢力の台頭に期待/レパードS

2015年08月08日(土) 18:00


ダートでの大変身に期待したい

 3歳馬のダートグレード競走は、現在のところきわめて少ない。5月の園田で、兵庫チャンピオンS(Jpn2)。6月の川崎の関東オークス(Jpn2)と、東京のユニコーンS(G3)。7月に大井のジャパンダートダービー(Jpn1)。そしてこの新潟のレパードS(G3)。全国にたった5競走しか組まれていない。ただ、今年はドバイのUAEダービー(G2)に挑戦してきた馬が2頭ここに駒を進めてきたうえ、東京ダービーのラッキープリンスも再び交流重賞に登場するから、G3重賞にしてはメンバーは揃っている。ここでノンコノユメと同ランクの評価を受ける馬が出現し、秋後半のチャンピオンズCに複数の3歳馬が挑戦するようにでもなると、春の3歳ダートグレード競走は、もっと厚みを増すことだろう。  ゴールデンバローズの巻き返し、クロスクリーガーの一段のパワーアップも注目だが、新勢力の台頭に期待して、ダート初挑戦のダノンリバティ(父キングカメハメハ)に注目したい。

 重賞で実績を残しているグループ相手に、方向転換しての初ダートは明らかに不利だが・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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