タッチングスピーチは“本物”? 井内の最終チェック!

2015年10月15日(木) 18:00


レッツゴードンキは「前走より走らない理由はない」

 先週は3日間開催だったので、13日が全休日、15日に追い切りが集中という状況になりました。秋華賞と菊花賞に出走予定の美浦所属馬が多数栗東へ入厩してくれているので、それを見ることができるのは、非常にありがたい状況なのですが、その分、あれもこれもと確認しなければいけない状況。1頭ずつを丁寧に見てしまうと、見逃す馬が2、3頭出てしまうので、時にはゴール前だけの確認なんて馬もいました。

 水曜と木曜があれば、追い切りも分散するので、あまり3日間開催はやってほしくないというのが、個人的な意見ですが、そんなことは知ったこっちゃないでしょうね。でもそんな忙しい状況でしっかり見ることができた追い切りの感触は格別。特に菊花賞に出走予定のあの馬は来週、どんな動きを見せてくれるのか。こんな楽しみがあるのも、トレセンで馬を見せていただいているからですね。

【秋華賞/ミッキークイーン】

 8日のCWでの1週前追い切りは時計が遅く、動き自体もさほど目立っていなかったので、馬体でも減っているのかと思いましたが、見た目にはそこまで細さを感じません。ただ、12日の坂路での時計も4F60.3秒と遅く、どうなんだろうというのが正直な気持ちでした。

 最終追い切りはCW。撮影することはできませんでしたが、3コーナー入口から入って、4Fの追い切り。このパターンは・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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