2015年10月26日(月) 12:00
こんにちは、大石川大二郎です。タイム指数を使って予想をする私の新連載コラムは、先週末に行われたレースのなかから特に荒れたレースをひとつピックアップし、いったいその時どうやって馬券を買っていれば馬券が取れたのかを検証していく馬券力アップ講座です。
失敗は成功のカギ。誰でも馬券では失敗する。しかしその負けを糧にして、未来の大勝ちにつなげようという実践コラムということ。内容はレース回顧と結果、そこから学んだ失敗からの『教訓』をひとつづつ積み上げて、一緒に大万馬券を取りましょう!
【検証ナンバー:001】 サンプルレース名/2015年菊花賞(GI)
【レース前状況】 牡馬3冠クラシックの最終戦。皐月賞・ダービーを勝ったドゥラメンテが故障による回避でタイトルの行方は混沌とした状況に。1番人気は前哨戦の神戸新聞杯を1着したリアファル(ルメール)。ダートから芝へ路線を変えて2連勝してきた新星である。2番人気は春も活躍しながらまだ無冠のリアルスティール(福永)。3番人気サトノラーゼン(岩田)はダービー2着馬、有利だといわれる内枠に入った。以下、これといったバリバリの長距離血統も存在せず群遊割拠の様相に誰もが迷っていた……。
【レース結果】 1着 キタサンブラック(5番人気)北村宏 2着 リアルスティール(2番人気)福永 3着 リアファル (1番人気)ルメール
【払い戻し】 単勝 1,340円 枠連 1,430円 馬連 3,870円 馬単 9,960円 3連複 4,640円 3連単 38,880円
このレース、結果だけ見ればどちらかというと堅い部類。3着までの人気順だけなら簡単な馬券だったようにも見える。1着は5番人気馬なんてよくあること。1番人気は3着、2番人気も2着と荒れた感じは微塵もない。
1着のキタサンブラックの前走は、なんといってもトライアル戦のセントライト記念1着馬だ。最近はセントライト組の菊花賞結果があまりパッとしないために軽視される傾向はあるが、それでも堂々のGII2勝馬である。2着リアルスティールは春の2冠馬ドゥラメンテがいないここでは格としては間違いなくナンバー1。そして3着のリアファルもトライアルの神戸新聞杯1着である。それなのに配当が割と良く見えるのは、馬券購入に際して誰もが何かに迷っていたかということなのだ。
驚いたのは・・・
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大石川大二郎
No.1予想家の大石川大二郎が、前週の荒れたレースを「どうすれば取れたか」という視点で徹底分析。さっそく今週のレースから使える教訓を伝授、「未来の馬券力」を上げちゃうコラムです!!
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