2015年12月01日(火) 18:01
まだ興奮冷めやらぬなかではありますが、さっそくジャパンCを振り返ります
ジャパンCは残念ながら13着。やはり外枠が仇となり、狙ったポジションを取りに行けなかったそうです。「不完全燃焼や」と、悔しさを滲ませる小牧騎手。まだ興奮冷めやらぬなかではありますが、さっそくジャパンCを振り返ります。
(取材・文/不破由妃子)
小牧 やっぱりな…と思いつつ、ガックリきたね。しかも隣はゴールドシップ。嫌やなぁと(苦笑)。去年、天皇賞で5着にきたときも、結局2番枠から道中はラチ沿い。外を回っていたら、絶対にダメやなと思った。内枠を引いていたら、もっとドキドキしたんやろうけど、逆に落ち着いて臨めましたわ。
──天皇賞を回避するという一頓挫がありましたが、ヒットザターゲットの状態はいかがでしたか?
小牧 すごく良かったよ。回避を引きずることもなく、むしろ札幌記念のときより良かったんじゃないかな。でも、ここ2走に比べると、ちょっとイレ込んでたわ。馬場に入る前で珍しくチャカついて、道中もちょっと掛かったもんね。おそらく間隔が空いていたからでしょう。でも、それで不安になるというより、逆に「調子がいいんやな」と思った。動ける体なんやろうなと。
──では、スタートから振り返っていきたんですが、好スタートから積極的に内を取りにいきましたね。
小牧 ん〜、理想を言えば・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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