押さえはするが人気馬はアテにできない!?/京都記念

2016年02月12日(金) 18:00


◆レーヴミストラルも扱いづらい面はある

須田 井崎センセイ、先週は快挙おめでとうございます!常人にはなかなか成し遂げられない偉業をさっそく達成とは、さすがとしか言いようがありませんよ。

井崎 ……なんかすごく嫌な予感がする。しかも須田クン、口元だけが笑顔で、それ以外はまったく笑ってないんだよなあ。もしや、竹中直人の持ちネタの真似か?

須田 「笑いながら怒る人」ですな。そりゃあ、先週の東京新聞杯が「2・3・4・7・10番人気の5頭を残して1頭も馬券に絡まず」なんて結果だと、こんな顔にもなりますって。

井崎 そうなんだよなあ。ダッシングブレイズの「消し」勝負も、なんか後味の悪い結果になってしまったというか。競馬とはなんと難しいものかと、改めて実感した次第だよ。

須田 センセイがそういう大げさな表現をする時って、まず本心じゃないですからねえ……。また白星から遠ざかっているので、ここいらで奮起を期待したいものですが。

井崎 いつも気合いは入ってるんだぞ、これでも(笑)。それじゃあ、今週の京都記念をスパッと的中させて、須田クンに肩の荷を下ろしてもらうとしようか!

須田 例年かなり堅く決まるレースなので、的中させること自体は、そう難しくないと思うんですよ。今年も、けっこう能力差がありそうなメンツになりましたからね。

井崎 でもコレ、人気馬がそれほど信頼できるかといえば、そうでもないと思うんだよね・・・

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井崎脩五郎

1975年から新聞、雑誌などにユニークな競馬エッセイを発表。1983年からフジテレビの競馬中継にレギュラー解説者しても活躍中。須田鷹雄との掛け合いによって誕生した消去法は、もはや伝説の馬券術。巷では「1年遅れのバカ当たり」とも称される!?

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