血統とローテーションの相性

2016年04月06日(水) 18:00


◆ディープとは「真逆」ともいえる過激なローテーションのほうが…

「血統はすべての予想ファクターに深みとコクを与えるツール」「ローテーション」も血統によって真逆とすらいえる傾向を示します。

 たとえばディープインパクト産駒はJRAの芝重賞を113勝。このうち約40%は「中8週以上」の休み明けで勝利。休み明け後、叩き4戦目以降で優勝したのは3回のみ。5回以上使って優勝したケースは一度もありません。

 また、重賞勝ち馬の50%以上(60頭)はノーザンファーム生産馬。すでに多くの方がご存じでしょうが、ノーザンファームは独自の外厩施設を持ち、調教やその他のケアも行えます。ノーザンファームはディープ産駒を休養させるノウハウも知っているからこそ、常にゆとりあるローテーションを選択するのでしょう。

 ディープ産駒の・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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