【300勝目前】川須栄彦騎手(2)『ジョッキー視点で解説!小倉競馬の攻略ポイント』

2016年08月03日(水) 18:01

“今週は馬券のヒントになるお話が満載!

前回に引き続き、川須栄彦ジョッキーの登場です。いよいよ夏の小倉開催スタート。福岡県出身の川須ジョッキーにとって、より一層の気合いが入ります! そこで、小倉コースの特徴やどういった馬が好走しやすいかをお聞きしました。馬券のヒントになるお話が満載!

(取材・文/大薮喬介)


芝もダートも先行有利

――小倉競馬が始まりましたね。コースの特徴を教えていただけますか?

川須 小倉は小回りですし、芝の長さも短くて軽い。必然的に時計が速くなるので、芝のレースに関しては距離に関係なく、先行有利です。ダートも、どちらかといえば砂質が軽いので、先行力が大事です。

 芝もダートも最初のコーナーまでにポジション争いがあるので、そこまではペースが速いのですが、コーナーに入ったとたんにペースが落ちることが多いのが特徴ですね。だから、マクリが決まったりするんです。いかに楽にポジションを取れるかが鍵になると思います。そこからペースが落ちてマクリにくる馬がいたとしても、最初に楽をしている馬がいるので、なかなか前が止まらないんですよね。それに出入りの激しい競馬になることもあるので、いかにその流れを読めるかも大事になってきます。

――先行していてマクリにこられると嫌なものですか?

川須 力のある馬に乗っていたら、うれしくはないですね。ただ・・・

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元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!

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