和風キングジョージ状態の東京芝

2016年11月25日(金) 19:00


◆明らかにハービンジャー向きの馬場

 今シーズンの東京芝も首位種牡馬はディープインパクトの10勝ですが2位のハービンジャーは9勝。勝率はディープが12%に対してハービンジャーは倍の24%。単勝回収率も配当に応じた配分で購入した場合(たとえば、10倍なら1000円。100倍なら100円という配分)、ハービンジャーが158%。ディープインパクトは63%。今の東京芝は、明らかにハービンジャー向きの馬場。

 ハービンジャーは現役時代、キングジョージを10馬身以上の大差で勝った馬。誇張、簡略化した表現を用いるならば「今シーズンの東京芝はキングジョージのような馬場」

 ただし、馬券になったハービンジャー産駒は、すべて母父がサンデーサイレンス系ということは無視できません。「和風キングジョージ馬場」とでも表現するべきでしょうか。

 ジャパンカップに出走する・・・

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亀谷敬正

血統馬券予想理論『血統ビーム』の提唱者で、『ブラッドバイアス』『大系統』『小系統』などの血統予想用語、概念の作者。血統ビームの革新性は20世紀末の競馬予想界に衝撃を与え、現在は競馬ファン、競馬評論家に多大な影響を与え続けている。また『競馬予想TV!』『競馬血統研究所』(ともにCS放送フジテレビONE)に出演するなど活躍中。Twitterはコチラ。
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