2016年12月14日(水) 18:00
今年のエリザベス女王杯でGI初騎乗した杉原騎手。今回は、6年目の今年を振り返っていただきました。そして、翌週の有馬記念の日に行われる名物レース・グッドラックハンデを2勝している彼に、中山芝2500mを勝つ秘訣をお聞きしました!
(取材・文/大薮喬介)
杉原 乗り鞍も勝ち鞍も多かったわけではないですが、勝ちたいと思うレースは結果を出せたと思います。GIで騎乗できましたし、阪神や京都も初めて乗って中身は濃かったと思います。ただ、満足はできませんよね。
――これまでの成績を見ると、年々騎乗数、勝利数が減っていますよね。
杉原 4年目に減量が切れてからですね。今年から減量期間が延びましたが、僕は対象外でしたし、復活した若手が活躍しているのを見ると、正直、1年遅く生まれたかったと思いました…。
――やはり減量があるのとないのとでは違いますか?
杉原 レースでの影響は別にして、乗り鞍は減りましたよね。減量がある時は気づきませんでしたが、取れた時に「あぁ、ここまで違うのか」と愕然としました。結果を出した馬でも、減量が取れたら「次は減量騎手でいくから」と言われたこともありましたし…。ただ、それを考えてもしょうがないですよね。自分がもっと結果を出していればよかったことですから。
――4年目で減量が取れたことの影響を受けて、6年目にまた同じ思いをしたわけですか。
杉原 う〜ん、6年目はそこまで意識をしていなかったんですよ。それよりも・・・
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