【GI初騎乗】杉原誠人騎手(4)『馬なり調整にタイトな併せ馬 藤沢厩舎の調教方法』

2016年12月28日(水) 18:00

来年に向けての意気込みを語っていただきました!

杉原騎手のインタビューも今回で最終回。攻め馬での“馬なり”の意図や、少年時代に熱中していたこと、そして来年に向けての意気込みを語っていただきました!

(取材・文/大薮喬介)


来年が正念場。信頼されるジョッキーに

――杉原騎手は、馬を怒ったりすることはあるんですか?

杉原 ありますよ。立ち上がったり、尻っぱねをする時は叱ります。

――藤沢厩舎は攻め馬などでムチを使ったりしないで、馬なり調整が多いですよね。どうしてですか?

杉原 なんでも馬なりで動けるほうが、馬にとっても人にとっても楽ですからね。それに攻め馬でムチを使いすぎると、いざレースの時に慣れちゃって反応しなくなるんです。だから、叱る時や行かせたい時など、ここぞという時に使うようにするのがうちの方針です。これは本当に大事なことなんですよ。何よりも攻め馬でできないことは、レースでできないですから。

――攻め馬でできることは、レースでどの程度できるものなのですか? 人間でいうと、実力の半分も出せなかったと言いますよね。

杉原 割合でいうのは難しいですね。攻め馬ではしっかりできるのに・・・

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