2017年01月26日(木) 18:00
こんにちは、むねひろ よしたかです。
前半のレース(1〜6R)の狙い方について。今年に入ってからの単勝10倍以上付いたものを挙げると……
【1月5、7、8日】5570円・1050円・3310円・5760円・2620円・1650円・5500円・1200円・1710円・1040円・3730円・2060円・1060円・2700円・1840円 【1月14〜17日】1050円・1150円・1220円・5900円・2230円・1660円・2980円・1580円・1730円・1570円・1080円・1万2080円 【1月21、22日】5190円・1650円・5570円・4570円・1140円・7930円・1540円・3410円
全18場×6R=108R。108R中の何と35R。実に32.4%が単勝2ケタ以上の配当となっています。前半のレースは新馬戦・障害戦・500万以下クラスの平場も少しはありますが、そのほとんどは未勝利戦です。
未勝利戦は難しくて手を出さないという方もおられるでしょうが、まずは単・複で大きな配当を狙うというスタンスが面白いと思います。その上で更に見えている部分が大きいと個人的に感じられるレースに関しては、馬連・3連複などに馬券を延長させていけば良いでしょう。単・複だけでも十分なリターンとなる配当がゴロゴロ出ているというのは、上で列挙した通りです。
また、具体的な有力な狙い方としては、新しい条件を試してきた馬たちの新味というのが挙げられます。この冬場の時季に関しては、芝よりも圧倒的にダートのレース数が増えます。未勝利戦では出走馬の半数近くが『初ダート』ということも珍しくありません。また、千八⇔千二というような『大きな距離変更』というのもあります。
これらが起爆剤になっての一変というのは、陣営も完全に適性を掴み切れていない中では巧妙な作戦と言えるでしょう。新馬戦・障害戦に関しても、全く見えていない部分が多いので、人気薄の馬がアタマまで届く確率が比較的増します。それが含まれているのが前半の面白さなのです。
また、オッズが前日から読み辛いという側面もあります。新聞で全くノーマークのある初ダート馬の実際の単勝が、20倍程度で落ち着くのか。はたまた50倍以上付くのか。同じ人気薄でも、推測以上にオッズに大きな広がりが出来るのも前半の未勝利戦の特徴です。当日の実際のオッズを見る時間がある方は、そこもしっかりと見てより期待値の高いと思われる馬券を狙ってみて下さい。少額で大きなリターンを得るという『ローリスクハイリターン』というのは馬券作戦上、非常に有力と言えます。
◆シルクロードS
ターゲット馬→・・・
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棟広良隆
日本屈指の理論派で、高配当馬券に注目する“競馬穴リスト”。馬場レベルを基本とする『激走レンジ<range>』を駆使するのは既に有名だが、『馬券の買い方』についてもこれまで世になかったメカニズムを発表し、第一人者となる。グリーンチャンネル『KEIBAコンシェルジュ』でも活躍中。主な著書に『同じ予想でプラスになる人、ならない人』など。 公式ホームページ名は『ムネヒロネット』。
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