傾向として4歳馬が弱いシルクロードS

2017年01月27日(金) 18:00


◆今年は上位人気になる4歳馬がいるが…

 過去10年のシルクロードSではとんでもない人気薄が2,3着に来るケースがよく見られたが、今年は13頭立てのうえ、さすがになにをどうやっても無理だろうという馬も数頭いるので、2ケタ人気馬が絡むようなケースは想定しないでもよいかもしれない。

 ただ、荒れる余地が無いかというとそんなことはない。このレースの傾向として4歳馬が弱いのだが、今年は上位人気になる4歳馬がいるからだ。

 過去10年の4歳馬は[1-1-0-30]。人気になる馬がいなかったわけではなく、1番人気馬8頭(うち2頭が連対)、2〜5番人気が計5頭いてこの数字だ。原因として思い当たるのは前走から斤量増となるパターンが多いことだが、それ以外のケースでも人気を裏切る馬は多い。

 今回その問題が立ちはだかるのは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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