人気馬が強力そうな東京新聞杯だが…

2017年02月03日(金) 18:00


◆エアスピネルで確勝といえるか

 エアスピネルが参戦してきたせいか、10頭立てと少ない頭数になった今年の東京新聞杯。たしかに同馬は強力そうだ。

 もともとクラシック路線はマイル路線より選手層の厚いところがあり、無理をして長めの距離を走っていた馬が適条件に来るとあっさり勝つようなことはよくある。エアスピネルの場合は弥生賞〜菊花賞がすべて3〜5着で収得賞金が積みあがっていないうえ、持ちハンデも伸びていなかった。それゆえ京都金杯→東京新聞杯という選択はなかなか賢い。

 問題があるとしたらダービーでしか走っていない左回りか。ただそれだけを理由に、3着圏内を外すような前提の予想はしづらい。

 一方でエアスピネルで確勝かというと、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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