2017年02月13日(月) 19:00
◆最後の2ハロン勝負で2馬身半差は圧勝である
候補はいっぱい存在しても、他馬と比較する際の能力基準にふさわしいエース級が少なかったこの世代に、ようやく「核」の1頭らしい候補が浮上してきた。
東京の1800mを2戦、阪神の2000mを2戦。春のクラシックに必要なスピード能力を今回の東京1800m「1分47秒5(自身の上がり34秒2)」で示すと同時に、ここまで坂のある東京と阪神の中距離で、勝ち馬を追い詰めての2着惜敗は2回あるが、差されて負けたことはない。スタミナ面の不安もほとんどないと考えられる。
ここ数年の共同通信杯の上位馬には、・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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