前走好走馬が少ない今年のフェブラリーS

2017年02月14日(火) 12:00


◆単純にグレードが高いレースほど好走馬を出している

 ごく単純だがそれが頼りになるデータというのがたまには存在する。フェブラリーSの場合、「前走3着以内が強い」というのがそれにあたるだろう。

 過去10年、前走3着以内馬は[8-8-9-56]、それに対し4着以下馬は[2-2-1-73]。単に勝率や複勝率の問題ではなく、馬券に絡む馬の絶対数として前者の存在感が圧倒的だ。

 前走3着以内馬どうしを前走レースで分けると・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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