中山記念の前走GI組

2017年02月21日(火) 12:00


◆取捨にはものすごく単純な基準がひとつある

 今年の中山記念は昨年に続き豪華メンバーとなった。なにをもって豪華とするかという定義の問題はあるが、例えば「前走GI組の数」をその基準にしてもよいだろう。

 今年の登録馬における前走GI組は、海外帰りを含めてアンビシャス、ヌーヴォレコルト、ネオリアリズム、リアルスティール、ロゴタイプ、ヴィブロスと6頭いる。登録12頭の実に半分だ。

 以前はここに前走GI組が出ることはあまりなく、88年と03年の3頭でも・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す