2017年03月07日(火) 18:01
今回は、ユーザーからの質問3連発。今回も大胆な太節で斬り込みます!
先週も土日で2勝と、着々と勝ち星を積み重ねている小牧騎手。それに伴い、質問の数も上昇の一途です! そこで今回は、ユーザーからの質問3連発。「2着狙いや3着狙いに徹することはある?」といった“ぶっこみ系”や、「新人騎手がアドバイスを求めてきたら?」といった旬のテーマまで、今回も大胆な太節で斬り込みます!
(取材・文/不破由妃子)
小牧 ん〜、それはあるにはあるけど、それがイコール、勝ちに行っていないということにはならん。もちろん、勝ちに行く競馬とそうではない競馬は全然違うけど、着狙いに見える競馬のほうが、結果的に勝ちにつながったりするから。勝ちに行く競馬って難しいねん。
──なるほど。わかりやすく勝ちに行く競馬をしようとすると、自分でレースを動かしていかなければならないというハンデが生じますよね。
小牧 そうそう。見た目に勝ちに行く競馬は、どうしても自分から動かなアカンからね。でも実際は、たとえ1番人気の馬であっても、着を拾いにいくような乗り方のほうがその馬の本当の力を発揮できたりするから。むしろ、自分から動いて勝ちに行くより、そっちのほうが勝てる可能性は高いと思う。
── 一見、着狙いの競馬のように見えても、その裏には計算があるということですね。
小牧 計算というか、僕たちはそのレースのなかで・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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