昨秋のスプリンターズS覇者レッドファルクス 仕上がり度だけが焦点/トレセン発秘話

2017年03月23日(木) 18:00


◆ぶっつけGI出走の理由をネガティブに捉えるのは危険

 時に関係者は意図せず取材者を惑わせる発言をすることがある。例えば先週19日の中山オープン・千葉Sに出走したアトランタ。同じダート6ハロンの自己条件、阪神・なにわS(1600万下)とのダブル登録だったが、あえて格上挑戦を選択した理由を「3週後の中山に自己条件の適鞍がある。ここを使って中2週で向かうなら、輸送競馬ではなく、同じ舞台を使ったほうが馬も楽だから」と古賀史生調教師は語った。

 当方はこの発言に勝負度合いが薄い(次走が勝負?)気がして本命を見送ったが、結果は2着好走。冷静に考えれば、ダブル登録の時点で勝算を探っていたわけであり、次走うんぬんは後づけだったと遅まきながら気づいた次第だ。

 さて、・・・

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東京スポーツ

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