2017年04月19日(水) 18:01
ゲストは新人・川又賢治騎手。名手の息子、調教師の息子など、注目の顔ぶれがそろった今年の新人の中で、見事に初勝利一番乗り。師匠・森秀行調教師の手厚いバックアップを受けて、順調なスタートを決めました。「気持ちの強さには自信があります」と、なんとも骨のありそうな発言も。一期上の坂井瑠星騎手とは親友という川又騎手、いったいどんなジョッキーなのでしょうか。
(取材・文/森カオル)
川又 ありがとうございます。
──まずはレースを振り返っていただきたいんですが、好スタートからスッと中団に控えたあたりはイメージ通りだったんですか?
川又 はい。思った以上にスタートは出てくれたんですが、もともと末脚に賭けようと思っていたのであまり出して行かず、中団で持ったまま流れに乗れました。
──3、4コーナーで内に進路を切り替えて、最後の直線では大外へ。
川又 内に入れたときに砂を嫌がっていたのと、僕自身の勝ちたいという気持ちも強かったので、進路を取るために外に行きました。ただ、外を回りすぎましたし、それでいてしっかり差し切ってくれたので、馬の力に助けられた勝利だと思っています。
──自厩舎の馬で2番人気。森先生からはどんな指示が?
川又 その日、先生はアメリカに行っていて、競馬場にはいらっしゃらなかったんですけど、事前に「自分で考えて乗ってこい」と言っていただいていたので、そこは自分で考えて。
──そうでしたか。ではなおさら嬉しい初勝利でしたね。ゴールしたあと、同じレースに騎乗していた同期の富田騎手(スズカコーズライン3番人気4着)に声を掛けられて、ようやく勝利を実感されたとか。
川又 そうなんです。もちろん、勝ったことはわかっていたんですが、富田くんに「おめでとう」と言われて・・・
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元祖「キシュトーーク」のレギュラー陣、国分恭介、国分優作、松山弘平、川須栄彦、高倉稜を中心に、栗東・美浦・地方からも幅広く、これからの競馬界を担うU25の若手ジョッキーたちが登場します!
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