2017年05月16日(火) 12:00
◆複穴としては期待できる?
過去10年のオークスにおける前走レース別成績を調べると、桜花賞組が[8-5-4-64]と好走馬を多く出しているのは、レースレベル・出走馬の数からしても当然の話。しかし、この数字を見ただけで2,3着馬は別路線組からけっこう出ていることが分かる。
その中心となるのは当然フローラS組で、オークスにおける着度数は[1-4-4-32]。実は複勝率だと僅かにフローラS組のほうが高い。
では、今年のフローラS組も複穴としては期待できるのだろうか? 問題は・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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