【5月のレース回顧】橋口厩舎縁のダノンメジャーで勝利「ホッとしました」

2017年05月30日(火) 18:01

小牧太

今回の『太論』はダノンメジャーでの勝利と、キングレイスターについてその思い入れを語ってくれました!

今回は5月3週目までのレース回顧です。2週目にはダノンメジャーで都大路Sを勝利し、3週目にはキングレイスターを皮切りに、土日で3勝をマークした小牧騎手。今回は、「嬉しかった」と振り返るダノンメジャーでの勝利と、10戦目にして念願の初勝利を挙げたキングレイスターについて、その思い入れを語ってくれました。

(取材・文/不破由妃子)


重賞でも面白いんちゃうかと思ってるよ

──今回は5月のレース回顧です。まずは、5月13日、都大路Sのダノンメジャー。快勝でしたね。

小牧 ああ、あれは上手いこと乗れたね。ほかに逃げ馬もいなかったし、スタートも普通に出てくれて。それに、みんながけっこうけん制し合ってくれたんでね、楽でしたわ。

──不良馬場でしたが、終始楽な手応えで。

小牧 うん、ああいう馬場も巧いんやろうね。やっぱりそのあたりはダイワメジャーやな。一度使ってダメやったみたいだけど(16年4月24日・オアシスS・12着)、ダートでも走りそうやし。

──2枠2番という枠順も絶好でしたし、実績のある道悪。都大路Sは、相当自信があったのでは?

小牧 そうやね、自信はそれなりにあったけど…。ただ、負けるときはアッサリ負けてきた馬やからね。この馬に関しては、本当に展開ひとつやから、いつも自信満々というわけにはいかない。走ってみなければわからないというのが正直なところかな。

──確かに、好走するためには条件が付きますよね。あと、意外にも小牧さんにとって、これが今年のオープン初勝利。

小牧 そうそう、それはわかってた。メインを勝ってなかったからね。ただ・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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