無理やりキタサンブラックに不利な話を探してみる

2017年06月20日(火) 12:00


◆どうしても穴狙いしたいという方のためのデータ

 今週の宝塚記念はキタサンブラック一色ムードだが、どうしても穴狙いしたいという方のためにひとつのデータというかエピソードをご紹介したい。回収率向上作戦という趣旨とはちょっと違ってくるが、お付き合いいただきたい。

 宝塚記念が6月下旬の開催になったのは2000年のこと。それ以降の出走馬を前走レース別成績で分けると、着度数トップは天皇賞春で[8-7-3-45]である。

 その天皇賞春組を、前走枠番別成績で見た場合、前走・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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