唯一の3歳ハンデ重賞

2017年06月27日(火) 12:00


◆トップハンデでも最低ハンデでもない馬を狙う

 ラジオNIKKEI賞はJRAで唯一の3歳限定ハンデ重賞。そうなるとやはり気になるのはハンデ別の成績である。ハンデ戦として既に11回行われ、ある程度データも蓄積してきた。

 まずは重い側だが、トップハンデ馬の成績は[1-1-0-13]。アンビシャスが15年に優勝したが、他の1番人気馬2頭が馬券外に飛び、7頭の2〜4番人気馬が同様に4着以下となっている。

 額面上のトップハンデではなく牝馬に+2キロして調整すると07年イクスキューズの3着が加わるが、それにしても買いたいグループではない。

 逆にいちばん軽いほう(牝馬を+2キロして調整)は・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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