1カ月ぶりの戦線復帰! 応援してくれるファンへ「本当にありがとう」

2017年08月08日(火) 18:00

小牧太

今回は久々の騎乗で感じたファンへの感謝の気持ちも語ってくれました

久々の騎乗となった先週は8鞍に騎乗し、テイエムリボーやダンサクドゥーロで見せ場を作った小牧騎手。今回は、その2頭のレース回顧に加え、騎乗停止期間中に修行を積んだ牧場でのお別れ会の様子を述懐。また、久々の騎乗で感じたファンへの感謝の気持ちも語ってくれました。

(取材・文/不破由妃子)


明日は北海道、来週は盛岡に乗りに行きます!

──約1カ月ぶりの騎乗、楽しみにしていました。土日で8鞍に騎乗されて、惜しいレースもありましたね。

小牧 そうやねぇ。テイエムリボー(8月6日・小倉5R・メイクデビュー小倉)は、人気こそなかったけど、追い切りに乗った時点で“走る!”と思っていて、期待してたんですわ。最後も勝ったかと思ったんやけど…。

──ハナ差まで追いつめたんですけどね。

小牧 ねぇ。負けてしまって。でもあの馬は走るよ。すぐに勝ち上がれると思うわ。ダンサクドゥーロ(8月6日・小倉10R・天草特別)も、もう少し内枠やったら…。今回はすんなり行けなかったのが厳しかったね。左に逃げ気味やったように、ちょっと気難しい面があるんやけど、やっぱりいい競馬をする。この馬も引き続き、期待できそうやね。

──土日を終えて、小牧さんご自身の体調はいかがですか? ベテランとはいえ、1カ月ぶりの騎乗となるとさすがに…。

小牧 それがね、トレーニングのおかげか、まったく違和感がなくてね。よう体が動いてるわ。復帰前の1週間はみっちりやったし、なんせ騎乗停止のあいだも動いてたからね。明日は久々に門別(ニューミレニアム・JRA交流競走・リゲル特別C1)に乗りにいくわ。

──精力的ですね。

小牧 なんせ仕事してなかったから(苦笑)。来週も吉田厩舎のキクノストームでクラスターC(8月15日・盛岡)に参戦してきますわ・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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