牡馬人気薄とオープン特別以下組が鍵の北九州記念

2017年08月15日(火) 12:00


◆勝率や複勝率は牝馬優勢も回収率は牡馬セン馬が100%超え

 北九州記念というといまだに1800m時代のイメージが抜けない昭和世代の筆者だが、1200m戦になってからもう10年以上が経過した。いまではご存知の通り、サマースプリントシリーズの一角を占める競走となっている。

 その北九州記念にはふたつのポイントがある。まずひとつめは、牡馬が穴をあけることだ。

 サマースプリントシリーズは牝馬が強いレースが多い。北九州記念も勝率や複勝率においては牝馬が牡馬を上回っている。

 ただ、1200m戦になって以降、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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