「行った甲斐がありました」7年ぶりの門別で復帰後初勝利

2017年08月29日(火) 18:01

小牧太

今回の『太論』は7年ぶりの門別など遠征づくしの復帰後、そして今後が楽しみな2歳馬についても語ってくれました!

騎乗停止が明けて以降、アサカディスタンス、テイエムリボー(レース回顧は後日!)で2勝をマークしたほか、伏兵をバンバン馬券圏内に持ってくるなど、徐々にエンジンが掛かってきた感のある小牧騎手。門別や盛岡にも積極的に遠征するなど、精力的な活動を続けています。今回は、レース回顧とともに、ここ数週間のハードスケジュールを述懐。楽しみな2歳馬についての言及も!

(取材・文/不破由妃子)


なんとなく久留米に帰りたくなって…

──早いもので、復帰して3週が経ちましたね(取材時点)。

小牧 うん。とりあえず1勝(8月13日・小倉2R・アサカディスタンス)できてよかった(先週の土曜日には、テイエムリボーで2勝目!)。僕自身、体調もいいです。あれだけ休んでしまったからね、“頑張らなアカン”と思いながら乗ってます。

──では、『太論』も通常通りの流れに戻りまして、さっそくレース回顧から。小牧さんにとって、復帰後初勝利となった門別のリゲル特別ですが、ニューミレニアムにとっても悲願の初勝利となりましたね。

小牧 ゴール前でビュッと伸びてくれてね。それにしても、ようかわしてくれた。正直、“これはかわらんかも…”と思いながら乗ってたからね。やっぱり、中央とはメンバーが違ったわ。おかげで門別まで行った甲斐がありました。新千歳空港から、ひとりでレンタカーを借りてね。

──まさかのひとりドライブだったんですね(笑)。

小牧 そうやで(笑)。門別はそれが一番早いって聞いたから、何の迷いもなく。新しく高速みたいな道路ができていて、50分くらいで着いた。ひとり気ままな快適なドライブやったわ。

──ちなみに、門別は何年ぶりですか? 相当久々だったような…。

小牧 かなり久々やねぇ。おそらく・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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