【勝ち星同期トップ】武藤雅騎手(最終回)『ダービージョッキーになりたい!』

2017年08月30日(水) 18:01

キシュトーーク

武藤雅騎手のインタビューも最終回。今回は現在の課題や一番の武器、そして今後の夢について語っていただきました

所属している水野厩舎の管理馬に騎乗することが多い勝浦正樹騎手を目標としている武藤騎手。その勝浦騎手からたくさんのことを学び日々成長している中、一番大事にしていることと、自分自身で感じている現在の課題とは? 最後には“父”武藤善則師と親子で繋ぐ大きな夢について語ってくれました。

(取材・文/森カオル)


一番大事にしているのは、最後まであきらめずに追うこと

──最後に目標や野望など、これからのことを。目標とするジョッキーは、勝浦正樹騎手だそうですね。

武藤 はい。勝浦先輩は、馬とコンタクトを取るのがすごく上手で、馬に嫌気を出させない。僕が目指している乗り方なので、本当に勉強になります。あと、昨年はフェアプレー賞を受賞されて(97年のデビュー以来、通算9回目の受賞)、そういう面も尊敬していますし、学ぶべきところだと思っています。

──勝浦騎手は、水野厩舎の管理馬に数多く乗ってらっしゃいますから、学ぶべき存在が近くにいるというのは大きいですね。普段からよくお話しされたりするんですか? 食事に連れて行ってもらったり?

武藤 勝浦先輩に限らず、先輩と食事に行ったりする機会はまだあまりありませんが、勝浦先輩には普段からいろいろアドバイスをいただいていますし、本当にお世話になっています。ジョッキーとしては“職人”であり、普段はすごくユーモアがあって、お話ししていて面白い。ジョッキーとしても人としても、勝浦先輩にはたくさんのことを学ばせてもらっています。

──続いては武藤騎手ご自身について。今現在、“武器”としているものはなんですか?

武藤 一番大事にしているのは、最後まであきらめずに追うことです。そこは・・・

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