3戦2勝と好相性 ダンサクドゥーロの好走のカギ

2017年09月05日(火) 18:01

小牧太

2歳馬についての質問と、手が合うダンサクドゥーロについての質問に答えます!

先週は土日で16鞍に騎乗し、シャイントレイルとコウエイタケルで2勝をマークした小牧騎手。復帰して約1カ月が経過し、徐々に騎乗馬が戻ってきた感があります。さて、今週は2歳馬についての質問と、ここまで3戦2勝と手が合うダンサクドゥーロについての質問をピックアップ。はたしてダンサクドゥーロの好走のカギとは!?。

(取材・文/不破由妃子)


競走馬は心肺機能が良くないと走らん

──まずは新馬についての質問を2つほど。「初戦で負けても、次に変わってきそうな新馬はどんな馬ですか?」。

小牧 やっぱり乗り味のいい馬はね、のちのち走ってくることが多いよ。

──それはレースというより、調教の段階で感じることですか?

小牧 そうやね。レースでいうと、馬ごみを嫌がって負けてしまった馬などは、慣れれば変わってくるかもしれないなぁと思うことはあるけど、実際、変わらない馬も多いし。乗り味を含め、調教の段階でだいたいの能力はわかるけどね。

──確かに、これまで小牧さんが「乗り味がいい」と評価した馬は、だいたい早いうちに勝ち上がっていますね。続いては、「2歳馬などで、トモが緩い、トモが甘いなどとよく聞きますが、それは乗っていてどういう感覚なのでしょうか? また、成長とともに改善されるものですか?」という質問です。

小牧 どういう感覚……ん〜、トモがこう・・・

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小牧太

1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。

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