どれが来てもおかしくない菊花賞

2017年10月20日(金) 18:00


◆買いたい穴馬をとことん買っていくべき

 今年の菊花賞はダービー1〜3着馬が不在。しかも週末はずっと雨ということで、波乱ムードである。

 例年ならば神戸新聞杯の上位馬が堅調なのだが、今年はそもそも勝ち馬が不在。かわって人気になるのが当時2着のキセキだろうか。

 ただ、かなり決め手のある馬だけに雨はマイナス材料。ルーラーシップ産駒そのものは重や不良をこなしているが、この馬のレースぶりだと良馬場のほうが無難だった。枠も外めだけに、いかにロスなく進めるかも問題だ。

 神戸新聞杯3着のサトノアーサーも重歓迎ではないが、きさらぎ賞で不十分ながらもこなしてはいる。むしろこの馬の場合は・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す