2017年11月18日(土) 12:00
◆まさかホントに作られちゃうなんて…
ちょっとちょっとみなさん、ご覧になりましたか、いま放映されているジャパンCのCM。本馬場入場中の騎手が57歳とか54歳とか49歳とか言ってるヤツですよ。
私のアイデアだとその二言で終わっちゃいますが、それを膨らませるとああいうふうになるわけです。でも、まさかホントにそういうのが作られちゃうなんて…。今回のCMを作った方は、当コラムをお読みいただいていたのでしょうか?
あぁ、いや、もしそうだとしても、「企画料をよこせ」なんてことは言いませんよ。ただ、私のアイデアをヒントにあのCMが作られたとすれば、今年の十大ニュースに入れてもいいくらいのことなんですけどね。
そうそう、十大ニュースに入りそうなネタと言えば、「競馬と鉄道」に関する話があります。今春、東京競馬場の競馬博物館で開催した特別展とトークショーがきっかけとなって、次なる段階へと事が進んでいます。今月22日(水)の午後2時半から渋谷の國學院大學キャンパスで開講される、同大とJRAによる「連携講座」で講師を務めることになりました。
もちろんテーマは「競馬と鉄道」。入場は無料、学外の方でも聴講可能ですので、多数のご来場をお待ちしています。まぁ「講座」と言ってもそんなに堅苦しいものではありません。新橋GateJ.の恒例になっているばんえい競馬やダービー、有馬記念のトークショーを想像していただければいいですよ。
さて、今週はマイルチャンピオンシップ。先週のエリザベス女王杯で大穴候補としたマキシマムドパリは4着ですから、ソコソコいい線行っていますよね(当たらなければ4着も18着も一緒!)。
今回も某競馬週刊誌のデータコーナーを眺めてあれこれ考えていたら、こんなことに気が付きました。前2走のうちの一方が1〜3着で、もう一方が5〜9着という馬がけっこう馬券に絡んでいるんです。ここ10年で言うと、1〜3着馬30頭のうち11頭がこのタイプ。それが馬券圏内に来なかったのは2010年と15年だけで、13、14、16年は2頭が絡んでいます。
さらに、11頭のうちの9頭は、前2走ともに、あるいはどちらか一方で東京か中山のレースに出ていました。前2走ともにそれ以外の競馬場だった馬は少数派ということです。
これでふるいにかけると、今回はエアスピネル、イスラボニータ、グランシルク、ガリバルディの4頭が残ります。この中からどの馬を選ぶかが問題のレースですかねぇ…。
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矢野吉彦
テレビ東京「ウイニング競馬」の実況を担当するフリーアナウンサー。中央だけでなく、地方、ばんえい、さらに海外にも精通する競馬通。著書には「矢野吉彦の世界競馬案内」など。
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