今年の安田記念で悲願のGI初制覇を果たしたサトノアラジンの引退レース。昨年は悔し涙を流した香港の舞台で、現役最後の強烈な末脚を繰り出し、雪辱を果たせるかに注目が集まる。

　地元香港勢は、計8頭が大挙して出走。ディフェンディングチャンピオン・ビューティーオンリーを筆頭に、今年急激に力を付けてきた新興勢力・シーズンズブルーム。そして7歳になった今年もチャンピオンズマイルでGIを勝っている古豪コンテントメントなど、強豪が名を連ねた。

　ヨーロッパ勢での注目は、なんと言っても名将エイダン・オブライエンが送り込む3歳牝馬、ローリーポーリーだろう。現在、8戦連続してGIに出走し、そのうち3勝を挙げており、実績はNo.1。前走ブリーダーズカップマイルでは、見せ場なく敗退しているが、香港に場所を移してどうなるか？

　発走は・・・