再鍛錬したこの秋、格段にパワー強化中/有馬記念

2017年12月23日(土) 18:00


◆キタサンブラックの直後に取りつく積極騎乗を期待

 かつてと異なり、世代交代の早くなった近年は若い馬の成績がいい。頭数が増えたグレード制成立の1984年以降の33年間、もっとも勝率と連対率が高いのは3歳馬の【13-11-8-87】であり、4歳馬がこれに続き、人気のキタサンブラック、シュヴァルグラン、ミッキークイーン、ヤマカツエースなどの5歳馬は、3歳馬より出走数は多いのに【8-4-10-102】にとどまる。5歳=5歳という組み合わせは、かなり可能性が低い危険がある。

 3歳スワーヴリチャードは、皐月賞では若さを出して馬群に突っ込めず、外に振られて6着(0秒4差)、日本ダービーではあと一歩の鋭さを欠いて2着(0秒1差の勝ち馬レイデオロはジャパンC2着)だったが、・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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